さよなら、EGWORD
季節柄、写真をあまり撮れないのと、ちょっとセンチな気分なので・・・・・・
MacOS X環境下での唯一の純日本製ワープロソフト、egword Universalは2008年1月28日でパッケージ販売が終了し、一昨日の先月末をもってサボートも終了となりました。「Macでの一太郎」とも言うべき存在のバージョンアップとサポートがなくなり、今は大丈夫でも、今後のOSのバージョンアップに伴って、今までの膨大な文書ファイルがいつ使えなくなるかとひやひやする日々が始まります。事実、既にOS X10.5.6 においては、egbridge Universal2.02で、EGWORD14にインライン入力ができなくなっています・・・・・
考えてみれば、私がMacを使い始めたのは、1987年に「コンビュータ通信」サービスであるニフティ・サーブが実用運営を始めて、通信機能を持つワープロでは物足りなくなって買ったのが最初でした。Macintosh IIcx(68030/16MHz)でOSは漢字Talk6.04。Macでさえマルチタスクができない時代でした。PCの世界ではまだMS-DOS ver3.3の頃です。その時のワープロソフトはマックライトIIでしたが、その後にEGWORDを使い始め、今のMacPRO(Xeon/3GHz×2)に至る20年ほどを付き合ってきたことになります。仕事では、一太郎やWordのファイルで提出しなければならない場合を除いて、全てMac+EGWORD、その後継であるegword Universalで作成しました。MacOSがOS Xになった時、他のワープロソフトは撤退しましたが、これだけは残り、絶大の安心感を持って使い続けていたのですが・・・・・ 結局、このような結果となりました。この膨大な文章を使い続けられるように、Mac mini(G4/1.4GHz)にMacOS X10.4をインストールしたものを、万が一のために残しておくことにします。
今後はPagesやMac版Wordに頼らざるを得ないのですね。とてもとても残念です。
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