説明、的なもの
自分のメールアドレスを公開しているので、先日の記事「エビネ と、盗掘」を読んだある方からメールをいただきました。プライベートなものですからそれはここでは公表しませんが、そこに書かれている内容については、きちんと説明させていただきます。
☆環境庁や県のRDB(レッドデータブック)に記載されている植物をブログに載せていることについて☆
確かに、RDBに該当する植物もこのブログに載せることはあります。でも、自分が見つけたRDB全部ではありません。意識して数は少なくしているうえに、その画像や記述等から、場所等の特定はできないように気を使っています。
☆RDB種についてGPSで位置を記録していることについて☆
これは、県のRDB改訂のために委託されているからしていることです。ですから、守秘義務に相当する内容ですので、公表したり人に教えることはありません。
☆見つけたRDB種とそのデータの扱いについて☆
自然保護の立場から、人を呼んでそれを見せることはありません。ましてや、盗掘することもありません。確実な種の同定のために、必要最小限だけ「さく葉標本」にすることはあります。でもそれは、きちんと博物館に収蔵するようにしています。また、位置等のデータは、現在は県のRDB改訂の基礎資料として使用しています。以前は、環境庁の同様の作業にも使用していました。今後は、市町村誌の自然誌の作成に関わることがあるかも知れませんが、そのような場合でも、自分の行為によってその植物が不当な扱いを受けないように注意をしていくつもりです。
| 固定リンク
コメント
場所を特定できないように配慮してること
とても大事なことだと思います
記事を書く際の私にも大いに参考になります
盗掘された跡を見るのはつらいものです
情けないものですねぇ!
投稿: ひろ | 2010年5月12日 (水) 07時14分
ひろさん、コメントありがとうございます。自然は、その場で愛でるもので、けっして所有するものではありませんよね。
これからもよろしくお願いします。
投稿: Frank-Ken | 2010年5月12日 (水) 08時10分