キクタニギク
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「使える授業ベーシック研究会」が編集し、学事出版が年3回発行している雑誌に、「使える授業ベーシック」があります。その創刊号にも4ページ書いたのですが、今回の9号にも2ページを書きました。
今回の総合テーマは「なるほど納得!教師のポジショニング」で、各教科における教師のポジショニングについて述べられています。その中で、私は理科担当で「◆主題はスタートであり、ゴールである ~主題の重要性と理科の学習の各過程における教師のポジショニング~」という題で2ページ書かせていただきました。学校現場を離れてしまったので、実践例ではなく抽象論になってしまっていますが、その分、同じ群馬県の岩田先生(群馬の理科でこぼこ執筆コンビ?)、が「◆児童の心の中に指導内容を位置づけるためのポジショニング戦略 ~教材と教師のポジショニングをくふうしよう~」で実践例をフォローしてくれています。
雑誌の名の通り、基本から授業を見直していこうと言う雑誌なので、興味を持っている方は買って下さい。
あと今年度は、雑誌2冊に原稿ひとつと表紙写真ひとつの予定です。
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最近本や雑誌の紹介をしていません(社会教育に移ったり、明治図書「楽しい理科授業」廃刊もあって、理科関係の原稿の依頼がめっきり減りました)が、今回は知人の本の紹介です。
広沢 毅さん(ハンドルネームTaさん)の「冬芽ハンドブック」です。彼は、インターネット以前、パソコン通信時代から「Taさん」の名で活躍していて、20年以上前、「ニフティ・サーブ」(現アット・ニフティ)の「ネイチャー&バードフォーラム(FBIRD)」の中の植物の会議室「緑の散歩道」の初代議長をしていました。(2代目は私だったりします・・・・) 当時は私も結構あちこち動けたので、一緒に観察会などをしたものです。
その後活躍を続け、今回この本が出たわけです。他の本でも活躍されている、林 将之さんによる、非常に鮮明な冬芽の画像と、広沢さんのわかりやすい解説(例えばハンノキとヤマハンノキの違いなど)で、使いやすい本となっています。
この冬、私も使わせてもらおうと思います。
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この季節になると、花の画像も少なくなるので、他の画像が多くなりますがご容赦を。
S5Pro + TOKINA35mmF2.8Macro
小学2年生の次男が一輪車の練習を始めました。長男は挫折したけど、がんばってほしいものです。
今次男が夢中で繰り返し読んでいる本は、岡田 淳の「ぴりっかすの神様」と、角野 栄子の「魔女の宅急便」シリーズです。同じ年ごろの時に長男が夢中になっていた、トーベ・ヤンソンの「ムーミン」シリーズには、ほとんど興味を示しません。兄弟での読書傾向のちがいというのも、面白いですね。
一方、中学2年生の長男は今、何を思ったか「ギリシァ・ローマ神話」(角川文庫)を読んでいます。
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親父の教え子の方がコメントを下さったので、昨年7月に亡くなった親父の事が思い出されました。
親父は、戦中に教師になり、召集令状で出兵しましたが、さいわい内地の通信兵となり、同級生の男性の中でただ2人生き残った1人となりました。戦後、教職に復職し結婚しましたが、結核となり治療のためにやめざるを得ませんでした。そして、10年間療養し、しばらく産休補助などをしたあとに、教員の採用試験を受けたのは、規定の上限ぎりぎりの40歳でした。でも合格し、中堅の年齢となってから教職を改めて始めました。ただそこで恐れ入るのは、その後数年でもう教頭、そして校長となった事です。仕事をしている親父を見た事はありませんが、よほど才能があったのでしょう。
また、理科の教師として植物の分類を勉強し、奥山春樹先生、杉本純一郎先生、村田源先生と言った、植物分類学の国内の権威の方々と交流し、「改訂群馬県植物誌」を作成するデータの提供者の1人となりました。また、首都大学東京の「牧野標本館」に治めた標本は、個人では最も多い1000点以上に上ります。
これだけのことを、40歳過ぎてから行ったというのですから驚きです。最盛期には、「葉に隠れた植物が見える」と言っていて、私が運転していた車を急に止めさせて、1人でごそごそと薮の中に入っていって、自慢気にシダをとってきた事があります。
そして、その功績が認められ、祖父に次いで生前に「瑞宝双光章」を叙勲しました。
ただ、これらのことに集中し、家庭をあまり省みず、私は遊んでもらった記憶がほとんどありません。
その反撥でしょうか。私は大学は教育学部には進んでも、植物の勉強はしませんでした。でも、教員になってから考え直し、私も植物の勉強を始めました。そして20数年、親父が教頭になった年齢を迎えました。さすがに2代目は初代を抜く事は難しいです。部分的には、文科省(国立教育政策研究所)の委員会の一員になったり、理科教育の本や雑誌に原稿を載せたりしましたが、全体としては、職業も、専門もまだまだ追いついていません。家庭とのバランスをとりながら、親父以上に活動に手を広げている自分は、いつになったら、親父に追いつき、追い越す事ができるのでしょうか。これはもう、ほとんど強迫観念ですね。
でも、その思いを抱きながら、これからも行きていくことになるのでしょう。
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S5Pro + MocroNikkor60mmF2.8
もう花壇やプランタの花も終わりと思っていたら、家内の植えたサルビアが、まだ赤々と花(と萼筒)をつけていました。私が出勤する時には3℃くらいしかないのに、よくまだ元気でいるなぁ。
本屋で、「ころわん」シリーズ(間所 ひさこ作 黒井 健絵)の新作(とは言っても今年出たもの)「ころわんがはるみっけ」を見つけました。この「ころわん」シリーズは、1985年の「ゆきのひのころわん」以来、息の長いシリーズの絵本です。ころわんのキャラクターが好きなうえに、黒井 健の画風も好きで、さりげなく描かれている季節感と花々も気に入っています。
幼稚園のころ、このシリーズに夢中になっていた子供たちが、ここから卒業していったのは、うれしくもあり、ちょっとさみしくもあります。
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自然環境が豊かな、ある山中の沼に、アメリカネナシカズラが進入しているのを見つけてしまいました。かなりショックです。
EOS KissX3 + SIGMA17-70mm
新しい職種・職場に移って、7ヶ月と半分ほどになります。霜が降るようになって、毎日のようにやって来ては泊まっていった小学生の入所者がなくなりました。今度は、こちらが主催事業を行って、子供やその親を呼ぶ事が中心になります。三人の指導係のそれぞれが、自分の分担の準備を黙々と進めています。私も、あと3つの主催事業をしなければなりません。当然、どれも初めての内容です。でも、「うまくできて当たり前」です。がんばらないといけませんね。
ただ、社会教育と言う関係上、家族、特に子供たちと過ごせる時間がめっきり少なくなってしまったのは残念ですね。その分、小2の次男がしっかりしてきたというのはありますが・・・・ できるだけ、ウィークエンドに休みがとれるように工夫していきましょう。
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Kuroさんが勤め、家族も呼び寄せた「六合村」(現在は中之条町に併合)にも行きました。
EOS5D MarkII + EF228-300mm L IS
この山間の村に、私も勤めたことがあります。
六合村から草津町に上がる「荷付場」という部落から。
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先日、ある方から「あなたブログはつまらない」というメールをいただきました。コメントではみなさんの目に触れるからと言うご配慮でしょう。「珍しい植物がでてこなくて、そのあたりの草花がぼけて載っているだけだから」だそうです。これは、このブログの方針ですので、返答はこちらでさせていただきます。
まず、私にも、「珍しい」or「絶滅危惧」を見つけたり、もしくはこのあたりには普通なくて「やっと発見した」植物もあり、勿論その画像データもあります。例えば、出合って撮ってから半年経っているから下に載せましょう。
EOS KissX3 + SIGMA17-70mm OS
このミヤマモジズリは、環境省のレッドリストには載っていないものの、十数の県で絶滅危惧種扱いにされています。このような植物の自慢ブログにしたくないのが、まず一つ目の理由です。
次が、このような植物の保護のため、場所の特定のヒントにならないためです。(結構私は行動半径が狭いですから)
そして、植物図鑑的な写真ではなくて、ぼけを生かした抽象的な写真が好きだからで、工夫のしがいがあるからです。
そんなわけで、委託の調査の傍らに撮った(利用価値のない趣味的な)画像を中心として、このブログには載せるようにしているのです。
こんなことを心得たうえで、このブログにおつきあいいただければ幸いです。
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