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2011年1月24日 (月)

熊棚とツキノワグマの爪痕

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 冬にならないと見つからないものがあります。例えばこれ、雪山でトレッキングをしている時に見つけた熊棚です。今までは葉に隠されていたのですが。頭上20mほどのところにあります。ツキノワグマが、よくあんなところにまで登れたと感心してしまいます。
 そこで、その木の幹を見たら、今年になってつけられた新しい爪痕が、しっかり残っていました。

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コメント

こんにちは。
これは凄い物見せていただきました。
クマ棚は、ツキノワグマがクリやドングリの
木に登って餌を食うために枝を折った跡ですよね。
爪痕も新しくて、怖くなかったですか?
まさに自然の全てが見れる環境地なのですね。

投稿: Rossy | 2011年1月24日 (月) 12時45分

 こ…こわっ!
 今年になってつけられた…ってことは、今まさに、そのへんにいるってことでしょ?。
 なにのんきに写真撮ってるんですか。
 逃げなきゃぁ(^^;
 それとも、そんなに危険じゃないんですか?

投稿: あさもやかすみ | 2011年1月24日 (月) 18時39分

  Rossyさん、コメントありがとうございます。
 爪痕が新しいといっても、今は冬眠中なので、秋につけられたものです。ですから、特に怖くはありませんでした。
 今年はツキノワグマが里によく降りてきていて、私も山の中をフィールドワークしている時に、2回会いました。ポイントは、こちらがいることを先にクマに知らせる事ですね。そうすれば、(ヒグマでなければ)向こうから逃げていってくれます。

投稿: Frank-Ken | 2011年1月24日 (月) 19時08分

 あさもやかすみさん、コメントありがとうございます。
 先ほども書いたように、冬は冬眠中だから安心です。じつは、国際的に見ると、ツキノワグマはパンダと同程度の絶滅危惧種なんですよ。大切にしなければ。
 そう言えば、私の知っている教授に、フィールドワーク中にツキノワグマとばったり出会い、襲いかかられて抱き合ったまま転がっていき、クマだけ川に投げ落としたと言う猛者がいます。その人は、同じくフィールドワーク中に学生に向かっていったクマに、横合いから蹴りを一発くれて、追い払ったそうです。
 私たちのしているフィールドワーク(野外調査)には、そんな度胸も必要なんです。

投稿: Frank-Ken | 2011年1月24日 (月) 19時13分

昔、水上の奥の照葉峡の更に先の県民の森で熊棚とヤマナメクジというのかな10cmくらいあるナメクジを同時に見た記憶が。
秋の紅葉のシーズンだったからもしかしたら近くにいたかもね。
(>д<)

投稿: アライグマ | 2011年1月24日 (月) 20時17分

 アライグマさん、コメントありがとうございます。
 それは確かにヤマナメクジですね。そして、近くに潜んでいたかも知れませんよ。

投稿: Frank-Ken | 2011年1月24日 (月) 21時26分

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