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2011年2月10日 (木)

キックゲーム

 このブログの読者には、新婚さんもいらっしゃるようなので、二人の子供の妊娠中に私達夫婦がやったゲームの紹介をひとつ。
 赤ちゃんというと、外界への認識はなく人格もないように思われがちですが、じつはそうではありません。ちゃんと外界を認識して、それに対して主体的に対応してくれます。これを体験すると、赤ちゃんに対する認識がかなり変わります。
 その方法で一番一般的なのは、5ヶ月目くらいから始める「キックゲーム」というものです。これは、赤ちゃんが母親のお腹をけったら、母親や父親がお腹をたたいて答えるというゲームです。嘘だと思ってやってみてください。最初の何週間かは反応がないかもしれませんが、だんだんと反応してくれるようになります。つまり、こちらがお腹をたたくと、赤ちゃんが同じ場所を蹴り返してくれるようになるのです。ふろなどでお腹が見える状態でやってみると、こちらがたたいたところに、胎児の足形がぼこっと浮き出すのが見られます。これは結構感動ものです。これが普通にできるようになると、今度は二回たたくようにします。すると、赤ちゃんも二回蹴って答えてくれるようになります。私達は3回目まで成功しました。
 このようなことをしていると、夫婦間の絆も深まりますし、赤ちゃんへの愛着もより高まってきます。ぜひやってみてください。

 これとは関係ないですが、出産の時は2回とも私も立ち会いましたが、次男の時は、取り上げられた赤ちゃんを、「はいっ」と産科医から突然手渡されてしましました。そしてオドオドしていると、看護婦に「こっちですよ」と呼ばれて、私が一人で産湯につける羽目になりました。これには、かなり緊張しました。でも無事にできて、きれいにしてから、赤ちゃんを家内に手渡しました。ここまでやらされるとは思いませんでしたが、非常によい思い出です。
 

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