スジボソヤマキチョウ
D300 +SIGMA150-500mm
うまく擬態していて、飛ぶのを見なければ気付かないところでした。どうやら、秋に成虫になり、そのまま成虫越冬したスジボソヤマキチョウのメスだそうです。体を横に寝せてぴたっと葉にくっつき、ひたすら私が通りすぎるのを待っています。
もし気に入ってくださったようなら、下のバナーをクリックして下さい。よろしくお願いします。
にほんブログ村
| 固定リンク
「昆虫など」カテゴリの記事
- アオマツムシ(2017.11.02)
- アカボシゴマダラ(2017.10.30)
- アカトンボ(2016.12.05)
- エグリシャチホコ sp.(2016.08.31)
- ツマグロヒョウモンのサナギ(2016.08.27)
コメント
今日は、こちらではキチョウが一週間ほど前から活動していますが、御地でもヤマキチョウが動き出しているのですね。ソメイヨシノが散りかけのようですから色々と花も咲きだしているのでしょうね。
投稿: アクシバ | 2011年4月20日 (水) 17時24分
アクシバさん、コメントありがとうございます。
自宅の方では、ソメイヨシノがやっと満開になってきました。職場の方は、山の中なのでソメイヨシノがうえてないので比較できません。それより後に咲く。野生種であるオオヤマザクラやカスミザクラはまだまだ先です。花の方も、ミズバショウ、コブシ、カタクリがやっとです。
ヤマキチョウを見つけたとは言っても、職場の春は、まだまだ先です。
投稿: Frank-Ken | 2011年4月20日 (水) 23時31分
初めてコメントいたします。
「2011 ヤマキチョウ」のキーワード検索で飛んで来ました。
当方、老後の趣味で浅間山麓でヤマキチョウの調査研究しております。
この蝶は昨年の夏に成虫になり、無事、越冬したスジボソヤマキチョウですね。
こちらでも春一番に姿を現してくれる嬉しい蝶です。
昨夏、小串鉱山跡を見に行った事もあり、吾妻鉱山の記事も興味深く拝見しました。
また寄せて頂きます。
投稿: 田舎太郎 | 2011年4月23日 (土) 10時12分
田舎太郎さん、コメントありがとうございます。
浅間山麓というと、私のフィールドにも入りますね。小串高山後、吾妻鉱山後など、かなりオーバーラップしています。絶滅危惧植物の調査などで、どこかですれ違っているかも知れません。
スジボソヤマキチョウと言うのですか、教えていただき、ありがとうございます。さっそく訂正しておきます。
今後とも、よろしくお願いいたします。
投稿: Frank-Ken | 2011年4月24日 (日) 11時23分
気になっている事がありますので、再コメント致します。
私は植物研究をしている訳ではないので貴殿とフィールドですれ違いなんて事はまず無いと思いますが、しかし貴殿のお父さんMさんの足跡については私の研究と関係があるかも知れません。
貴ブログからお父さんの経歴など拝見したところ、昨年来より知りたかった人物とお父さんがどうも同じ方の様に思えて仕方がないのです。
理由、義務教育の教師、牧野記念館に寄贈、郡内の植物研究家、氏名の頭文字がMなどです。
下記にそのM先生に関して、私のブログコメントがあります。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/yamasakiiii/comment/20100716/1279269456#comment
もし、お父さんでは無かったら御免なさい!
投稿: 田舎太郎 | 2011年4月24日 (日) 17時22分
田舎太郎さん、コメントありがとうございます。
まさに父ですね。県内、いえ、全国的にも珍しい親子2代の在野の植物屋です。(長男が次いでくれるのをひそかに期待しているのですが・・・・)
コメントのホザキシモツケですが、その後、最大のものは植栽ですが、他のものは自生と結論づけました。そこで、今回の県のレッドデータブック改訂版(今年度末に出す予定)には入ります。
もしよろしければ、せっかくですので、そちらのブログとリンクをしたいのですが、よろしいでしょうか?
投稿: Frank-Ken | 2011年4月24日 (日) 17時54分
早速にご回答ありがとうございます。
「やはりそうだった。」との感想です。
リンクの件は構いません。
私の発見した場所は逸出だった様ですが、植栽と言うよりは作為的な要素の無いものでした。
この事は今年になってから自然史博物館のO研究員に報告しておきましたが、他の場所は自生としたいとの事でした。
「植栽であった」との結論の根拠は解りますでしょうか?
こちらの場所については、参考までに下記に顛末を記載してますので見て下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/mitu02162000/35404381.html
なお、M先生の足跡を辿った顛末は私のブログ4月16日の記事の通りです。
投稿: 田舎太郎 | 2011年4月24日 (日) 18時31分
O先生とも連絡を取られたようですね。私たちがチームを組んでおり、他の種も含めて絶滅危惧の調査をしています。その調査結果として、そちらが会われたおばあさん(こちらも他文化同じ方です)のものは植栽で、あの人工湖をぐるっと回るように隔離分布している他のものは自生とするという判断をしました。文字通り、本州3箇所目の自生地であるわけです。
堅い話になってしまいましたが、そのような経過です。よろしくお願いします。
投稿: Frank-Ken | 2011年4月24日 (日) 19時02分
ご説明で良く分かりました。
ありがとうございました。
私は植物に関しては全く知見の無い素人ですので、自身の調査研究する蝶の食草以外は全く?です。
ホザキシモツケに依存するホシミスジの個体群は国内では戦場ヶ原以外には無いはずですので、当然のことですが県内の発見は国内2例目だと思います。
それは北海道にはホシミスジが生息しないからなんです。
この事は私の今年の研究課題になります。
今後、植物に関してのご教示よろしくお願いします。
投稿: 田舎太郎 | 2011年4月24日 (日) 20時22分
そうですね。するとホシミスジは国内2例目になるわけですね。これはなかなかすごいことですね。この夏は、吸蜜しているところを写真に撮ることに挑戦してみます。
こちらこそ、これからよろしくお願いいたします。
投稿: Frank-Ken | 2011年4月24日 (日) 21時58分
本日午前中、例の群生地の調査を改めて実施しました。
改定版レッドデータに自生地として載るとの事ですので、その結果だけ急いで報告します。
全てあの地区のホザキシモツケは私が昨年調査した結果と全く同じ経緯で逸出したものでした。
詳しくはこれから聞き取り調査をまとめて行きます。
O研究員にもメールだけは送っておきました。
投稿: 田舎太郎 | 2011年4月25日 (月) 11時18分
田舎太郎さん、コメントありがとうございます。
わざわざ調査して下さり、ありがとうございます。こちらのほうでも、それを参考にさせていただきます。
投稿: Frank-Ken | 2011年4月25日 (月) 21時28分