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2011年6月27日 (月)

ハリエンジュ

EOS KissX3 + TAMRON60mmMacro

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 ハリエンジュは、「外来生物法」で「要注意外来生物」に指定されていますが、花の天ぷらがおいしかったり、質の良い蜜が取れるという利点もあることにはあります。しかし、花期には本来の景観を大幅に損ねてしまううえに、河川にこれが群落をつくってしまうと、流れの妨害になってしまうという弊害もあります。ですから、国交省では目の敵にしています。また、再生力が強く、1回根を切ったくらいでは、ひこばえがどんどん出てきます。7回くらい切らないと、根まで死なないそうです。
 で、下界ではとっくに花期をすぎていますが、1500mほどの山の中の渓流で、満開のハリエンジュを見つけてしまいました。この種は落下式、もしくは流水に浮いて広がるタイプなので、自分で山を登る事はできません。ですからこれも、道路工事の車両や土に種が紛れてきてしまったのでしょう。そして問題はこれからです。こんなに上流に生えると、種は流れに載ってどんどん下流に広がるので、そこから下流全てが繁殖地の対象となってしまいます。具体的には、利根川全体がその範囲は含まれてしまいます。すごい範囲ですね。このように、木の外来植物はめずらしいものですが、とんでもない大物が入ってきてしまったのです。

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コメント

 神流川河原では大変大きな面積のハリエンジュ林を見ることができます。
マメ科特有の荒地でも生育が良いことが幸か不幸かとても広がっています。
ナヨクサフジと一緒に河原を埋め尽くしています。
 帰化種では同じマメ科のイタチハギがあちこち増えていますね。先日そちらへ行った折にも見かけました。やはり増えているのですね。

投稿: 一秋 | 2011年6月27日 (月) 23時36分

一秋さん、コメントありがとうございます。
 やはり、空中窒素固定能力の持ち主は強いですね。イタチハギは、最初は土止めに散布されていましたが、どんどん逃げ出していってます。いやはやです。

投稿: Frank-Ken | 2011年6月28日 (火) 22時17分

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