「上毛かるた」今昔
年末年始休業日の最終日の今日は、高崎市(旧榛名町)にある家内の実家に行ってきました。そして、そこで面白いものを見つけました。
「上毛かるた」とは、1947年にできた郷土かるたのはしりとでも言うべきもので、財団法人群馬文化協会が発行しています。群馬県では、特に小学校では百人一首などよりも盛んで、ほとんどの子が暗記しています。ですから、見知らぬ人に突然「『つ』は?」と尋ねて、「鶴舞う形の群馬県!」と答えたら、その人は群馬県出身です。
この「上毛かるた」は、できてから一度だけ絵柄が変更され、1968年から今の絵柄になっています。
そして、この古い絵柄の上毛かるたが、家内の実家にあったのです。読み札がひとつ欠けていたのが残念ですが、その他は非常に良好な状態でした。いつ発行されたのか、上箱の裏(今の版にはここに書かれています)などを見ましたが、何もありませんでした。ただ、55円という値札がついていました。今の「上毛かるた」は800円ですから、かなり古いものである事は確かです。絵柄もだいぶ違い、際立っているのが『ち』の「力合わせる160万」(群馬県の人口に合わせて数字は変更されており、今の版は「200万」となっています)でした。こんな感じです。
iPhone4S
PEN E-P3 + M Zuiko45mm
私も見るのは初めてでしたが、次男も興味深そうに札を見ながらやっていました。
物珍しさに駆られ、しばらくの間、みんなで古い版での「上毛かるた」に興じてしまいました。
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コメント
私の時は「力合わせる160万」でしたね。
懐かしいですね。
人口の数字で年代が分かったりして・・・
投稿: 一秋 | 2012年1月 5日 (木) 07時53分
一秋さん、コメントありがとうございます。
絵柄の変更は、私が用地運あたりの頃ですね。そのころこれでやったのかもしれませんが、記憶にありません。
投稿: Frank-Ken | 2012年1月 5日 (木) 21時58分