「群馬県の絶滅のおそれのある野生生物 植物編 2012年改訂版」
今年は区の班長なので、今日の道普請は非番をとって出て、今終ったところです。それと今年は、区の育成会の会長と町の幹事もしているので、土・日を非番にしなければならない事が多くなりそうです。まずは6月の行事、何しよう・・・・・?
ま、それは脇に置いといて、昨日の県庁での会議は、本来の自分の職務ではなく兼業している「自然環境課」の方の会議でした。そしてそこで、「群馬県の絶滅のおそれのある野生生物 植物編 2012年改訂版」が配られました。いわゆる、群馬県レッドデータブックの植物版の改訂が、11年ぶりに出されたわけです。(「動物編」も、もっか編集中です) 3年かけてつくった、A4判300ページにもなろうかと言う冊子です。ただ、「盗掘のためのガイド」にならないために、いろいろと工夫してあります。また、ランク付けの根拠も、IUCN(国際自然保護)の定量的用件による評価の他、平均減少率などできるだけ客観的な評価を行うようにしました。ただ、自然環境に恵まれ、太平洋要素、日本海要素、そはやき要素など多様な植物にめぐまれる群馬県ですが、調査員の絶対的な数が少ないのは、今までの、またこれからの課題でしょう。
それから、本来はこのようなレッドデータと対になるはずの、貴重種の法的保護が全くなされていないのが群馬県の課題です。このあたりは、できるだけ急いでほしいですね。
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