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2016年8月29日 (月)

SIGMA50-100mmF1.8

sd Quattro + SIGMA50-100mm

Sd_quattro_50100mm

Photo_2

Photo_3

たまには、首まで沈んでいる(頭の上まで沈んでいるかもしれない)レンズ沼の話(長文失礼)を・・・・・

このsd Quattroを購入してから最初に買ったレンズが、これです。デカイですね。ちょっと見ると、「光学式手ブレ補正装置内蔵の80-200mmF2.8」なんて、大型の大口径高性能ズームレンズのように見えます。でも、手ブレ補正装置はついてないです。そして、ズーム比はたった2倍、それも50-100mmとAPS-Cサイズとしてもやっと中望遠。そしてこのビックサイズ。まるで30年前のズームレンズですよね。

ところが、これは今年発売されたばかりの最新のズームレンズなんです。その目標はずばり、「単焦点の中望遠レンズを越える性能のズームレンズ」。そのために、画質に悪影響を及ぼす可能性のある手ブレ補正機構はつまず、携行性を完全に無視したサイズの鏡筒の中に、高性能ガラスのレンズをふんだんに使った画質最優先設計。そして解放F値はなんと超大口径のF1.8! つまり、フルサイズに換算すると、ポートレート用の85mmF1.8と100(105)mmF1.8と135mmF1.8と150mmF1.8(現実にはこんな大口径単焦点レンズなんてありませんが)を1本で兼ねちゃえというコンセプトの化け物ズームです。ですから、性能は半端じゃありません。解像度(1インチの幅で何本の線を区別できるか)が、上記の各単焦点レンズより上回っていて(ピントが合えばとんでもないカーリカリ)、開放で撮れば背景のボケは対等という、今まで「そんなズームできっこない」と言われてきたような、非常識を体現したズームレンズです。シグマのレンズ設計の快挙です。確かに、逆光にやや弱いというウィークポイントがありますが、これだけの枚数のレンズを使っているのですから、ある意味しかたがないことですし、その逆光で起きるハレーションなどを描写に生かすという腕試しにもなります。

ではなんで私が今まで、FマウントやEFマウントで買わなかったというと、開放で撮った時のあまりにも狭い被写界深度(ピントの合う幅)に、TTL位相差検知方式のAF(必ずわずかな誤差あり)をぴったりに合わせるのが、AF微調整では非常に困難だということです。

ところが、やっとsd Quattroが出て、鏡面位相差検知式 兼 コントラスト検知式という、時間はかかるけど必ずぴったりにピントが合うAFになったことで、最初に買ったのは前から決めていたこのレンズになりました。
で、試しに次男のバストアップを100mmF1.8で撮ってみると、ボケは見事ですね。ポートレート撮影にもってこいです。で、ピントが合っている右目周辺、厚みとしてわずか数ミリを等倍で見ると・・・ 解像力、ちょっと高過ぎっす。普通、解像度を含めた画質は、F値を何段か絞ったほうが良くなるのですが、このレンズ、開放から解像度満点すぎて、まつ毛一本一本どころか、お肌の細かなあれまで見事に描写してしまっています。つまり、きれいに人を写すというポートレートレンズの目的から言うと、描写が細かくリアルすぎてしまっているのでした。お肌のあれまで克明に描写するレンズでは、女性は撮ってもらいたくないですよねぇ・・・・

でもまあ、撮影するときの工夫で対応できますし、RAWデータからの現像がsd Quattroの基本で、その時やその後のレタッチで処理できますから、大丈夫でしょう。

それにしても、開放でバックはボケボケな一方で、ピントが合ったところは、単焦点レンズ以上に緻密でここまでカリカリな描写をするズームレンズができたというのは、本当に画期的ですよね。あとは、使い手の腕次第です・・・・  ぐさっっっっ

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