チャツボミゴケ公園
sd Quattro + SIGMA14-300mm
日曜日はいい天気で、中之条町の旧六合村地区の入山にある「チャツボミゴケ公園」に家内が行った事がないというので、連れていってきました。
チャツボミゴケとは、ph2〜3という強酸性の環境でも成育する非常に特殊なコケで、世界でも数ヶ所しか産地はありません。そして、その世界最大の産地がここです。ちなみに一番下の画像の水は、泡立っているだけではありません。水底に湯の花があるくらいの酸性の水なのです。
六合村が中之条に併合された後、この特別なコケを保護しようと、このコケの特性、由来、さらに環境や鉄山としての歴史などをまとめ、荒れていた歩道の整備などの保全計画を入れた報告書を作成した結果、県の天然記念物に指定されました。そして、今は国の天然記念物への指定に向けて動いています。
で、久しぶりに行ったのですが、手前に作った駐車場はいっぱいで、ずっと下の未舗装道にまで路上駐車。そし観光バスが2台も・・・・ 完全に観光地となっていました。いやはや。
でも、学術的価値などわからず、「こんな季節に奇麗な色をしたコケがいっぱいはえているなぁ」で終わってしまうのでしょうね。
なんか、非常にもったいないです。
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