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2017年5月

2017年5月29日 (月)

ヤマツツジ

D7100 + SIGMA18-300mm

Photo

カルデラ火山である榛名山の標高1,100mの平原で、向こうに火口湖の脇にそびえる榛名富士が写っています。
この隣の草原である沼ノ原に自生しているヤマツツジを、この駐車場の脇に植え替えたものです。それにしても、色飽和してしまうようなすごい真っ赤な花を、隙間なく全身にまとっていますね。

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沼ノ原もヤマツツジが真っ盛りです。向こうに、外輪山の一つである相間山が見えます。

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弐瓶 勉の「シドニアの騎士」に続く新作「人形の国」の第一巻を読みました。宇宙空間が舞台なので黒を基調とした「シドニアの騎士」に対して、寒い人工天体を舞台とした「人形の国」は、白が貴重です。ただ、キャラの描き方はシドニアの延長で、「BLAM! ブラム」からの読者にとっては、以前のような描き方に戻ってほしい気もします。舞台はできてから50世紀たった直径12万km(やはりこういう、桁外れの数字が好きな人です)の人工天体アポシズムですが、これは、シドニアが最後に交信した同じ繁種船の名です。また、「シドニアの騎士」で初出のヘイグス粒子のほか、彼のスターシステム(各作品に共通して出てくるもの)のエナと超構造体が出てくるということは、シドニアと同じ世界でのはるか未来の出来事なのかもしれません。繁種船としての使命を忠実に守って旅をしたシドニアに対して、アポシズムは人工天体を造る道を選んだのでしょう。で、彼の他のスターシステムである東亜重工、重力子放射装置などは、シドニアの船内にあったり開発したものなので、世界観が共通する「人形の国」には出てこないのかもしれません。


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2017年5月28日 (日)

カザグルマ

sd Quattro + SIGMA105mmMACRO

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森林の遷移の為にマント植物である絶滅危惧種のカザグルマの群落の一つの絶滅を確認しました。
でも、新たな群落を一つ発見。GPS、GPSっと・・・・ やはり、こういうものは、ひたすら走行距離と歩行距離をかけなければなりませんね。夕べの真夜中、長男のアパートから帰宅し、今日は早朝に家の掃除と母の植えたスイセンの葉が枯れてきたのを刈ったら出発。ひたすら山をさ迷っての成果。

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先日、劇場版BLAM!を見てきました。
原作者の弐瓶 勉は、デビュー作である20年前のこの「BLAM! ブラム」からずっと読んでいます。裏設定過多+説明不足、描き込み過ぎ、読者を置いていくストーリー展開が彼の特徴でした。ところが、「シドニアの騎士」からは絵柄も変わり、各キャラクターの心理描写も(今までの彼からすると信じられないほど)丁寧で、各所にちりばめた複線もしっかりと回収して終わりになりました。それを見事にアニメ、それもセルライク3DCGにしたのがポリゴン・ピクチュアズで、その第1クールの監督が瀬下寛之でした。第2クールで終わっていますが、原作の最後まで描く第3クールの放送を期待したいです。
で、そのポリゴン・ピクチュアズと瀬下寛之が再び弐瓶 勉原作の作品を作ったのですが、評価は高いようですが個人的には微妙でした。セルライク3DCGは相変わらず最先端ですばらしく、重力子放射装置の発射シーンとその効果の迫力は見ごたえ十分です。ただ、無機的な原作とは違ってヒューマンドラマになってしまっており、プレスコ(アフレコの逆)でより人間味にあふれたずる(鶴)などキャラクターに押されて、「ネット端末遺伝子を探している」としか喋らない主人公の霧亥が浮いてしまっています。ただ、これは弐瓶 勉自信の意向でもあったらしいので、彼の考え方自体がデビュー当時と変わってきているということなのでょう。しかし、お姉さん肌のシボにまで置いていかれ気味とは・・・ また、ケイ素生物絡みが一切出てこないのも残念でした
それにしても、ポリゴン・ピクチュアズでたぶん最多ポリゴン数を誇る3Dキャラクターは、未だもって「スカート状にはためくヒダをもった異形の巨人(心は乙女)」の白羽衣つむぎですね。
次は、なんと冲方 丁がノベライズした「小説BLAME! 大地の記憶」を読む番ですね。

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シロイヌナズナ

D7100 + MicroNikkor85mm

Photo

 一昨日の夜は、行程の90%以上を高速道で行っても4時間以上かかる大学2年生の長男のところに行って泊まり、昨日の午前中はその大学での用事を済ませ、午後はいつものとおりに長男の車でフィールドワークに出かけました。
 長男のZEST(ターボ過給器付きの4WDの車検付きで50万というボロ軽自動車ながら、趣味のチューンナップで、ターボラグをほぼ無くして低回転でのトルクアップで普通の道での運転しやすさと、1☆0kmですっ飛ばしても地面に吸い付くような直進安定性で高速道の運転しやすさを両立させた、私のFIT3以上の自信作)を私が運転して出かけました。
 突然、高校時代から既に私より目ざとい長男がストップの声を出しました。そして2人で道端の群落の前にしゃがみ込んでの会話。
「父さん、これ・・・・シロイヌナズナ、だよね」
「だな。お前の大学から実験用のが逸出したんじゃないだろうな」
「ほかでも見たから多分違うと思う。でも、これだけの群落は見たのは初めて。標本にする?」
「馬鹿言え。この種子の大きさを考えろよ。もし持ち帰ったことで父さんが種子散布者になって吾妻郡に侵入させたらどうする」
「だよね。写真だけにしといたほうがいいね」
 ということでの画像がこれです。今まで、交通機関の未発達で陸の孤島に近かった吾妻郡ですが、このところ帰化植物の侵入が目立ってきました。シロイヌナズナが入ってくるのはいつになるでしょうか・・・・


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2017年5月27日 (土)

エゴノキ

D7100 + SIGMA18-300mm

Photo

たわわに咲いていました。

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2017年5月26日 (金)

鍾乳洞

D7100 + SIGMA18-300mm

Photo

先日家内と行った鍾乳洞。見学者の邪魔にならないように、人がいないときに撮影しました。暗くて肉眼ではよく見えませんでしたが、こうして見ると、なまめかしいものですね。

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先日読んだ石野 晶の「月のさなぎ」ですが、性的に未分化な少女(少年?)が生活する学園の物語ということで、ジェンダー的なものか人間の進化にからんだ壮大なエンディングを迎えるかと期待していたのですが、こじんまりとまとめられすぎてしまってちょっと残念でした。それから、Web小説「Gene Mapper」が話題となって、その改稿版が「Gene Mapper -full build-」として紙ベースで出版されてかなり気に入ったので、藤井 太洋の「オービタル・クラウド」を読んでみました。これは、第35回日本SF大賞、第46回星雲賞日本長編部門、ベストSF2014国内篇第1位、という3冠を達成した、F-15やF-22が登場するようなごく近未来を舞台とした作品です。その緻密な複線のストーリーだけに進み方にもどかしさを感じましたが、終盤は一気に進みましたね。特に、オービタルクラウドを構成する2万8千(!!)のスマホの基盤をベースにした超小型宇宙船を、デブリ一つ出さずに一気に総て破壊するアイデアもさることながら、そのヒントがストーリー上でさりげなく何回か示されていたことに気付いた時は、うなってしまいました。

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2017年5月14日 (日)

タチツボスミレ

D7100 + MicroNikkor85mm

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ただのタチツボスミレですが・・・・ どんよりとした日だったので、逆を突いてパステル調で明るく撮ってみました。

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マルバタチツボスミレ

D7100 + MicroNikkor85mm

Photo_2

・・・で、いいんですよね。


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ウワミズザクラ

D7100 + SIGMA18-300mm

Photo

今日は一日どんよりした日でした。だからこそ、明るめに撮ってみました

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2017年5月13日 (土)

鯉のぼり

D7100 + SIGMA18-300mm

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中之条町六合地区から草津町に上がる山道に、荷付場という小さな部落があります。ここは昔、草津町に荷物を運ぶときに、ここで馬を飼えたことからついた部落名と言われています。
ちょっと遅くなりましたが、こんな小さな部落でも、鯉のぼりがたくさん泳いでいました。山の中で突然現れたこの風景に、ちょっと驚いてしまいました。

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2017年5月12日 (金)

ニホンアマガエル

D7100 + MicroNikkor85mm

Photo

山を歩いていて、ふと目が合ったニホンアマガエル・・・・って、このカエル、片目でした。かわいそうに。

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2017年5月11日 (木)

ミミガタテンナンショウ

D7100 + MicroNikkor85mm

Photo_2

ミミガタテンナンショウですが・・・・
群馬県では、妙義山周辺より南でしか見たことがなかったのですが、先日、ずっと北、日光に行く途中のみどり市の山中で見つけてしまいました。

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セリバヒエンソウ

D7100 + MicroNikkor85mm

Photo

先週、家内を慰労する為にみどり市の小平鍾乳洞につれていきました。駐車場から鍾乳洞までの道の両脇では、セリバヒエンソウが花盛りでした。この帰化植物は、突然山中に現れて、本来の自然植生を乱す傾向があるようです。本当に困ったものです。

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2017年5月10日 (水)

シロバナヤマエンゴサク

D7100 + MicroNikkor85mm

Photo_2

微妙に色づいていますが、そこのところはご容赦の程を。

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クルマバツクバネソウ

D7100 + MicroNikkor85mm

Photo

群落の中で、ただ1株咲いていました。

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2017年5月 9日 (火)

オオタチツボスミレ

D7100 + MicroNikkor85mm

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どたばたしていて、なかなかスミレ探しに行けません。さみしいなぁ。

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2017年5月 8日 (月)

GWの岩櫃山

D7100 + SIGMA18-300mm

Gw

岩櫃山も、新緑でやっと「もこもこ」になりました。

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2017年5月 7日 (日)

シロバナエンレイソウ

D7100 + SIGMA18-300mm

Photo_7

シロバナエンレイソウが、林の所々で目に付くようになりました。頭上の木々も若葉を広げ始め、5月になったという実感を感じさせます。


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サクラソウ

D7100 + MicroNikkor85mm

Photo_3

やっと自生のサクラソウが咲き始めました。
それにしても、「趣味の園芸」が何かの雑誌の表紙に載りそうな「絵」になってしまいました・・・

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篠原ウミハルのコミック「図書館の主」(現在までに14巻)は、児童書専門の私立図書館を舞台にしたほのぼの系群像劇で結構気に入っているが、その延長で三萩 せんやの小説「図書館ホスピタル」を借りてみた。今まで、図書館を舞台とした小説は、「配達あかずきん」「本バスめぐりん」などの「図書館での日常のミステリ」を得意とする大崎 梢が中心だったので、興味がある。そうそう、コミックでは埜納 タオの「夜明けの図書館」(現在までに4巻)も気になるなぁ。


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スギ林の伐採跡

D7100 + SIGMA18-300mm

Photo_2

昨年の秋に切り倒されたスギ林ですが、最初の春となった今では、この画像のように、もう地面があまり見えないほど草花が生えています。切り倒されてから秋の後半と冬しかなくて、もう春にはこれだけ草が生えているのです。その間に、これほどの草が芽生えるほどの種子がやってきたとは考えられません。スギ林が切り取られるのはほぼ30年に1回と考えていいでしょう。その間、日が当たらないスギ林の林床の土の中で、これらの種子は芽生えをずっと待っていたのです。いわゆる、シードバンクというものですね。タチツボスミレなど身近な草花の種子が、それほど長い間、土の中で眠っていられるのは本当に驚きです。
 さらに、発芽実験では2年以上たつと種子が死んでしまうことを実験で確かめたある草花も、出ていることがわかりました。これは、種子でなく根(根茎)が30年間も土の中で眠っていたと考えられます。
 これで、とうとう仲間たちと何年にもわたって観察し続けてきたデータが出そろい、結論が出ました。ある植物の成育環境の定説を裏返すことができそうです。今度は、それについて連名で論文を書く番です。

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わたらせ渓谷鉄道

D7100 + SIGMA18-300mm

Photo

昨日は、最近疲れ気味の家内へのサービスで小平鍾乳洞に行き、帰りにちょうどわたらせ渓谷鉄道とすれ違いました。
それから、2人で映画SINGを見たのですが、「夫婦50割引」でお安く見せれたのが、うれしいような悲しいような複雑な心境でした。つれそって、もうそんなにたつのですねぇ・・・・

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2017年5月 6日 (土)

キタミソウ

sd Quattro + SIGMA105mmMACRO

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冬の風物誌 (?)だと思っていたキタミソウですが、ただいま満開真っ盛りの、高密度の群落を見つけてしまいました。最初はツメクサが群がっているのかと思いました。
その群落の周辺にも、点々とキタミソウがありました。
こんな発見があるから、フィールドワークはやめられませんね。

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2017年5月 4日 (木)

スイセン・・・・・

D7100 + SIGMA18-300mm

Photo_3

下では理想的なことを書きましたが、そうではないような状況に遭遇することもあります。
たとえばここは、侵入してくる帰化植物であるオオハンゴンソウを地元の有志が何年にも渡って聞き抜き続け、侵入がほぼ阻止され続けているという場所です。
そのような場所でも、このような花を見つけてしまいます。がっかりしてしまいますね。本当に。

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ある山村にて

D7100 + SIGMA18-300mm

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自然の豊かさを生物の種多様性を指標として示すなら、日本の場合、自然を単にそのまま保護したのでは十分ではありません。例えば森林をそのままにしておくと、種多様性が豊かな(様々な草が生えている)下生えにササが侵入してあっという間に占領してしまう(つまり種多様性が低下する)ことになります。ですから、人が進入を試みるササを刈り取ること(適度な人為的撹乱)は、下生えを保護すること、つまり豊かな種多様性の維持につながります。つまり、豊かな自然を保つには、自然の一部としての人間の活動も必要なのです。このことは学者の間では気付かれていましたが、国で正式に取り上げられたのは、2007年の第三次生物多様性国家戦略からでした。まぁ、その後も改定が続けられている生物多様性国家戦略が有効に機能しているかは、この場では脇に置いておきます・・・・
で、人間の行為がこのような種多様性を維持することにつながっているよい例に出合いました。
それは、ある山村です。そこは、気温が低いという特殊な条件(本来なら300m以上も高いところで見られるはずの植物があります)のため、地温を上げる必要があり、昔から畑に枯れ葉を敷き込んでいます。そのため、その山村の周囲の森林の林床は、春に落ち葉を集めやすくするために、ササが侵入しないようによく手入れがされています。ですから、絶滅危惧植物を含めた様々な植物が見られます。でき得れば、ここを景観保護条例等で保護していきたいくらいの、人と自然が見事に共存している場所です。
ちょうど先日、そこを訪れていたとき、農家の方々が落ち葉集めの途中で一息ついていたところに出くわしました。ここも過疎化と後継者不足で、みなさん高齢の方でした。腕章を見せ、いつもこのあたりを回っている理由を告げると、快く話の輪の中に迎えてくださいました。みなさん、専業農家として誇りを持っていらっしゃいました。しばらく話し込んでいまい、仕事の邪魔になるからと腰を上げたら、しばらく引き止められ、最後には缶コーヒーをいただいてしまいました。
理屈などわかっていなくても、この山村の方たちは、理にかなったこの方法で文字通り何百年も前から自然と共存してきたのでしょう。その証拠に、県内の人が生活を営んでいる場所で、これほど種多様性に富んでいる場所はほかにありません。
どうにかして、この山村をそのまま残していきたいものです。

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2017年5月 3日 (水)

天の川

D7100 +SIGMA18-300mm

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わが家の庭にある「天の川」というサトザクラの品種がやっと満開になりました。
このサクラは、枝がほぼ直立して立てた竹箒のようになる、かわった樹型の八重のサクラです。毎年、ソメイヨシノよりも2週間以上遅く咲きます。

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野反湖

D7100 + SIGMA18-300mm

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野反湖にも行ってきました。昨年が異例に花期が早かったのですが、この凍りついた野反湖が、本来の今の景色なんですよね。

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雪の壁

D7100 + SIGMA18-300mm

Photo

 今日は、草津白根山から志賀高原に抜ける、日本で一番標高が高い国道を走ってきました。まだまだ、両脇には雪の壁がそそり立っています。

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2017年5月 1日 (月)

ヤマエンゴサク

sd Quattro + SIGMA105mmMACRO

Photo

記録用に撮るのではない時は、すぐにこうやって、ボケボケに撮ってしまいます。

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太陽光発電施設

D7100 +SIGMA18-300mm

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 山の中に、忽然と太陽光発電所が姿を現しました。かなりの規模です。近くで落ち葉を集めていた農家の方(このことは後日書きます)に話を聞いてみると、この土地を所有者が近くの住民に何の断りもなく突然造ったのだと怒っていました。
 確かに、このような自然のエネルギーを利用した発電は今後重要になっていくでしょう。でも、これだけの規模のものを山の中に作るのは、完全に環境破壊です。そして、パネルの下を見てみたら、やはり地肌が出ていました。(上の段はシートが敷いてあります。この違いはなぜでしょう?) すぐに帰化植物が侵入してきて、格好の拠点となってしまうでしょう。
 このような施設を造る前に、我々の生活を振り返ってみるのも大切だと思います。例えば、自動販売機です。日本は、アメリカ合衆国を遥に上回る、世界最大の自動販売機設置国です。それをなくす、少なくともとも減らすだけで、電気の消費量は減り、そこにジュースなどを運ぶ運搬網も必要なくなり、二酸化炭素の排出量も減るでしょう。
 行政では、クールビズやウォームビズから更に進んで、根本的な見直しをする「リビルド」を進めているところもあります。このような、痛みを伴っても「サステナビリティ(持続可能性)」を追求している所がある反面、我々の生活水準を変えずにどうにかしようという刹那的な動きもあります。でも、それはもう不可能なのが現状ですよね。パリ協定で定められた気温上昇を2℃未満に抑える目標を実現するためには、21世紀後半には二酸化炭素の排出量を実質ゼロに抑えることが必要です。それには、今の生活水準を見直す大きな構造改変が必要でしょう。
 この太陽光発電施設を見渡しながら、そんなことを考えてしまいました。

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