キショウブ
D7100 + SIGMA18-300mm
外来生物法で「要注意外来生物」に指定されており、増えると水路などをせき止めてしまうくらいの高密度の群落を作ることから、世界自然保護基金などからも要注意とされている外来植物(帰化植物)に、キショウブがあります。
ところが、この色が日本人の感性に合ったのでしょうか。田植えのこの時期に、水田のわきに小群落ができていると、そこだけ苗を植えないでキショウブを残していたり、あぜの草むしりではわざわざ残しておいたり、水路の群落もそっとしてあのが結構見かけられます。このままでは、水路などへの悪影響から、海外で「青い悪魔」と呼ばれるホテイアオイのようになってしまいそうです。
昨年、既に標高1700m付近で群落を確認しています。(どうやってそこまで運ばれたのでしょう?) 日本人の感性に守られた要注意外来生物、という異色の存在ですが、あまり広がらないことを願っています。
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