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2017年7月22日 (土)

原町祇園の山車

D7100 + SIGMA18-300mm

Photo_5

今日は原町祇園の本祭です。私が若世話をやっていたあたりから、決まった日ではなくて、7月の最後から2番目の土曜日に行うことになりました。今年の私は大世話でもなく、体調を崩していたので、申し訳有りませんが未参加です。
原町バイパスができたことで、再び歩行者道路にして山車を練り歩くことができるようになって25年以上がたちました。その間、過疎化による、小学生を中心とした叩き手や金棒引き、そして若衆を中心とした引き手の不足に悩まされてきました。そしてこの何年かは、道脇に並んでいた屋台の数もぐっと減って、古い町並みの中を4つの山車がただ練り歩く感じになっています。住民の高齢化はさらに進んでおり、私もあと1〜2回は大世話をしなければならないでしょう。一時期は、別の祭りとの統合も考えられていましたが、地区の住民による、神社のお祭りということで存続しています。
家内曰く、長男は「お父さんのクローン」、次男は「お祭り好きというわが家の突然変異」だそうで、その次男は中学3年生になっても血が騒ぐのか、夕方から太鼓を叩きに行ってしまいました。
もし次男が土地をついでくれたら、祭り好きな若世話として祇園祭に取り組んでくれるように、これから先も続いていくことを願いします。

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 昨日発売になった、西尾維新の「物語シリーズ」の最新作「忍物語」を読みました。阿羅々木暦の高校3年生になる春休みから卒業までの様子を描いた、今までのシリーズ(ファイナルシーズン最終巻「続・終物語」で決着)と、彼が大学を卒業して刑事になり、故郷の警察署の「風評課」での研修の様子を描いた「結物語」(オフシーズン最終巻)の間をうめるのが、大学生となった暦を描くこのモンスターシーズンなのでしょう。
とにかく、いつもながらの登場人物が登場し、怪異に絡んだ、でも今回は人間的なトリックも絡み合った物語が進行し、この最後で「業界の総元締め」である臥煙 伊豆湖が、公的機関として警察内に「風評課」の創設を決意することになります。
 物語シリーズは最初の「化物語」以来ずっと読んでいるのですが、今回はいつもより楽しく読めました。このような状態になると、私は「活字を読んでいる」という感覚はなくなり、登場人物たちが動き回るイメージ世界の中で、同じ視点でストーリーを追う形になります。「物語シリーズ」のTVアニメ化により、西尾維新自身もそのアニメのキャラクターや声を意識して書いていることが、私のイメージ世界に登場したのが一癖も二癖もあるアニメキャラたちで、彼らの動きになんの違和感も感じさせなかったことからも伺えました。ひっひっと笑いをこらえながら(傍から見ると普通に読書をしているように見える)私を、家内は理解できないという目で見ており、読み終わった直後に次男に奪い取られ、彼は午前3時までかかって読み終わり、6時には起きて「眠い眠い」とぼやきながら、県大会を控える部活に行きました。

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