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2017年8月

2017年8月26日 (土)

ママコナ

OM-D E-M10 + M Zuiko60mmMacro / M Zuiko14-150mm

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木の根に半寄生するママコナですが、こんなに群れていました。一本一本の影響は少ないでしょうが、これだけ群れて咲き誇っていると、宿主の木(クヌギとミズナラの交雑であるホソバガシワ)がちょっとかわいそうになります。

藤崎慎吾の「深海大戦」三部作が、4年がかりで完結しました。(たた表紙のイラストは、第1部と第2部がなかなかのイメージだったのに対して、第3部はちょっといただけませんね) 海洋SFの第一人者が、海洋経済圏が発達した近未来での水中モビルスーツ戦はどうなるか描いているのかと思っていましたが、微生物による海中電子ネットワークやら、海底のワームホールによる宇宙人との交流が出てきて、最終的には次の「審判」まで50年の猶予が与えられ。宇宙進出で終わりとなりました。「鯨の王」よりもエンターテインメント性を前面に出していましたが、じっくり描いた第1部と第2部に比べて、第3部はちょっと駆け足でした。でも、インナーチャイルド(と共に現れる2匹の妖精)など、第1部からの複線をしっかり回収していました。彼はデビュー作「クリスタル・サイレンス」で日本SF大賞を受賞したのですが、第2作の「蛍女」は、あれだけ「立ちすぎていた」キャラクター造形がおとなしくなり、また粘菌を介した山の情報ネットワークというアイデアも突っ込み不足でした。でも、「ハイドゥナン」以降、また頑張っていますね。

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2017年8月25日 (金)

コウリンカ

OM-D E-M10 + M Zuiko60mmMacro

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先日、懇意にしてもらっている教授とその研究室の学生さんに、私と長男が加わり、植物の調査をしてきました。
コウリンカが例年より多く、また背丈が高い個体が多かったです。

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2017年8月23日 (水)

コオニユリとキアゲハ

OM-D E-M10 + M Zuiko14-150mm

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花形は、花粉を運んでくれる昆虫など(ポリネーター)に、より花粉を運んでもらえるような形態をしています。
いい例がこれ、コオニユリです。コオニユリは、キアゲハなどの大型のチョウをポリネーターにしています。そして、下向きに咲き、大きく広がった花被と長く伸びた雄しべを持っています。キアゲハはこの花に逆さまにとまり、羽をばたばたさせます。すると、長く伸びた雄しべの先の葯が、ちょうどキアゲハの羽をこする形となります。さらに、葯は花糸(雄しべの伸びた部分)に対して、モップのように直角についていて、羽にしっかりと花粉をこすりつけます。
この画像がちょうどその瞬間です。羽にぴったりと付いた葯に注目してください。
他の花も、特定のポリネーターに対して相応しい形をしています。


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レンゲショウマ

OM-D E-M10 + M Zuiko60mmMacro

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やはり、この時期で落とせないのは、レンゲショウマでしょう。
空からふわふわ舞い降りてくるイメージで、茎など余計なものは一切写り込まないようなアングルにしてみました。

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2017年8月22日 (火)

ミヤマウズラ

OM-D E-M10 + M Zuiko60mmMacro

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 長男と出ると、えてして思わぬ収穫があり、これを量子力学をもじって「長男の観測者効果」と呼んでいます。
 先日も、長男がなにやらしゃがんでLEDリングライトを付けたマクロレンズで撮っていると思ったら、ミヤマウズラでした。そして、2人でカウントしていくと・・・・ 花茎を伸ばしていない未開花個体を含めると200以上ありました。またしても、2人で笑いながらカウントし合うこととなりました。
 勿論場所は・・・・ ヒミツです。

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2017年8月15日 (火)

キツネノカミソリ

sd Quattro + SIGMA105mmMACRO

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 私は小学4年生の頃から一眼レフにマクロレンズを付けて撮っていましたが、フィルムカメラが思ったより早く、あっという間にデジタルカメラに置き換えられてしまったことに不満を持っていました。「何をいまさら」と思う方もいらっしゃるでしょう。確かに、デジカメになって撮影枚数の制約が大幅にゆくなったことや、画素数が多くなって全紙に引き伸ばしてもドットがわからないものさえあること、撮影した画像をピクセル単位でレタッチすることができる(フィルム時代は2Lで焼いたものにパラフィン紙をかぶせて、そこにトリミングの範囲や「焼き込んで」などの指示を書き、手焼きで四つ切りや八つ切りに焼いてもらっていました)、さらに最近は驚異的な高感度など、様々なメリットがあります。
ただ、フィルム、特にその乳剤(感光材)は、まだまだ発達の余地があったのです。さらに、デジタル処理をするデジカメより、乳剤の組成で勝負するフィルムカメラの方が、人肌の表現力は上です。さらに白飛びにも黒つぶれにも強い、いわゆる広いラチチュードを持っていました。だから、最後までフィルム、特にスライドフィルムにこだわっていたのです。
ですから、画素の密度がフィルムカメラとほぼ同じになる6MピクセルのCCDが出た時点でデジカメに乗り換えましたが、結構不満を持っていました。ですから、フィルムカメラのContaxAXなどを併用して使い続けていました。しかし、全面的にデジカメに移行することになり、自分に合った素子を見つけることにしました。そこで目をつけたのが、富士フイルムのスーパーハニカムCCDです。これをニコンの一眼レフに搭載したのがS3ProとS5Proで、このために私はニッコールレンズを使用することになりました。頭に来るほど長い書き込み時間でしたが、得られる画像は満足の行くものでした。続いてフジフィルムはX-transCMOSを開発し、独自のボディとレンズのシステムを構築し始めました。レンズについては、中判レンズの実績があることから心配する必要はありませんでした。そして出た第1段のX-Pro1を、私はマクロレンズとともに早速購入しました。ただ、手ブレ補正かなくてハーフマクロは制約が多く、結局私はXシリーズから撤退することになりました。
その間、CMOSが主流となり、性能も満足できるようになってきたので、普段使いはCMOS搭載のデジカメを使うことにして、趣味で撮る場合の素子を探し始めました。そして、当然のごとくたどり着いたのが、SIGMAのFOVEON素子でした。その第3世代(Merril)を積んだSD-1 MerrilIが、新たな私のメインカメラとなりました。ISO400が限界のノイズ特性、RAW現像でないとまともな絵にならないというとんでもない素子ですが、できた絵の立体感、質感はすばらしいものでした。そして、あまりにも未完成なボディをミラーレスとし、素子を第4世代(Quattro)としたのが、私の現在のメイン機種sd Quattroです。ただ、Merrilよりも「うならせる絵」をはきだすことがなく、欲求不満気味です。そのため、次に購入予定だった、素子をAPS-Hに大型化したsd Quattro Hはまだ購入していません。

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ミツバオウレン

sd Quattro + SIGMA105mmMACRO

Photo

季節外れですが、データの中に埋もれていたミツバオウレンの花です。


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2017年8月 8日 (火)

山の中の橋

OM-D E-M10 + M Zuiko14-150mm

Photo

山道を走っていると、無意味としか思えない橋や道の拡張の工事などに出合うことがあります。「これって必要性があるんだろうか?」と思うこともしばしばです。

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私が図書館に行く時は、既に借りる本はだいたい決まっています。ただ、私のチェックから漏れたものがある場合の為に、新しく入った本はチェックするようにしています。そのような場合、まずは並んだ本を作者名で見ていくのですが、今回は「瀬名秀明」に目が留まりました。「ほほぅ」と書名に目を移すと「この青い空で君をつつもう」と来ました。この人は、「パラサイト・イヴ」(日本ホラー大賞受賞作)や「BRAIN VARREY」(日本SF大賞受賞)などの、科学性にこだわったSF/ホラー作家のはずです。とうとうそんな人が、今はやりの「お涙ちょうだい青春小説」に手を出したかと思い、それでも読んでみることにしました。その結果、他の同系統の作品とはだいぶ趣の違うもので、彼の新境地かな、と思える作品でした。主人公の女子高生が、数ヶ月しかいなくて亡くなった同級生に対して、自分は恋をしていたと自覚し、それを認めながらも前向きに生きようという積極性がいいです。(ただ、彼にとらわれた人生を送りそうで心配ですが) また、キャラ立ての一つと思っていた共通の趣味である「折り紙」が大きな意味を持っていて、ファンタジー的な「ひとりでに折れたり踊り出す折り紙」にそれらしい説明がつき、さらに記憶と記録の問題や生命についてへと広がっていくところが、理系で堅苦しい文体と共に彼らしかったです。また、この「折り紙」がイメージできなくて今一つだったという感想を述べている方もいますが、彼自身がHP上でその折り紙を公開しています(よほど研究したのでしょう。脱帽です)し、私にとってはダイナミックで奇麗な視覚的イメージとして現れました。このようなイメージが現れることで、私がこの本に没入できたことがわかりますね。

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ソーラーパネルの下

OM-D E-M10 + M Zuiko14-150mm

最近、ちょっとした空き地に、さらには山の中でも見られるようになった、ソーラーパネル。
良心的な業者は地面を厚いシートで覆いますが、それでもシートの隙間から外来植物が伸び出しています。さらに、地面がら裸地状態のままだと、下の画像のようになってしまいます。ソーラーパネルの下などは、外来植物のジャングルです。そしてここをベースにして、外来植物が広がっていきます。
エネルギーの確保も重要ですが、生態系の保全にも気を使って欲しいものです。

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2017年8月 7日 (月)

山の中で民謡の音が

OM-D E-M10 + M Zuiko14-150mm

Photo

 先日、山の中の池の周りを1周する道を歩いていたら、民謡の音が・・・・ 「?」と首を傾げながら音のある方に歩いていくと、道脇の木に簡単な雨よけがあり、その中にラジカセが・・・・ 多分、クマよけなのでしょうが・・・・ ボリューム一杯の大音量で民謡ですか。そして、電源は乾電池・・・・?
 なかなか驚かせる光景でした。

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2017年8月 6日 (日)

ヒカリゴケ

OM-D E-M10 + M Zuiko14-150mm

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先日、浅間山の溶岩樹型群に行ってきました。ここは、溶岩樹型(木が破砕流に飲み込まれて、根があったところが空洞状に残ったもの)が多数残ったものです。そして、全国的に有名なヒカリゴケの産地でもあります。
上のは普通(ノンフラッシュ)に撮ったものです。ヒカリゴケがあるかわかりませんね。そして下は、穴の中をフラッシュを使って撮ったものです。これなら、ヒカリゴケがはっきりとわかりますね。これは、ヒカリゴケは自ら発光するのではなく、当たった光を反射するからです。そして、葉緑体があるために、緑色の蛍光色に見えるのです。

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2017年8月 5日 (土)

榛名湖の花火大会

D7100 +SIGMA18-300mm

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夕べの榛名湖の花火大会です。
必殺、「シャッター速度1秒でもブレない手持ち撮影」です。ただ、花火を奇麗に出す為に、月は白飛びをしてしまいました。これは残念。

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2017年8月 3日 (木)

ミズキ

sd Quattro + SIGMA105mmMACRO

Photo

データに埋もれていた、季節外れのボケボケ写真第3段、ミズキです。

記録用には、素子のサイズが小さいデジ一(マイクロ4/3)で、更に絞り込んで撮ります。それに対して、このような写真は、より大きなAPS-Cからフルサイズで開放に近く撮っています。

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2017年8月 2日 (水)

クジャクシダ

sd Quattro + SIGMA105mmMACRO

Photo

クジャクシダの無駄としか言いようのない部分拡大画像です。でも、この立体感が好きなのでアップします。

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サイハイラン

sd Quattro + SIGMA105mmMACRO

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データをひっくり返していたら、百以上の個体数を見つけたこれの画像が出てきました。
人がいなければ、これが普通なんですよね。複雑な心境です。
ということで、だいぶメルヘンチックな雰囲気の画像となりました。


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