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2017年8月26日 (土)

ママコナ

OM-D E-M10 + M Zuiko60mmMacro / M Zuiko14-150mm

Photo

Photo_2

木の根に半寄生するママコナですが、こんなに群れていました。一本一本の影響は少ないでしょうが、これだけ群れて咲き誇っていると、宿主の木(クヌギとミズナラの交雑であるホソバガシワ)がちょっとかわいそうになります。

藤崎慎吾の「深海大戦」三部作が、4年がかりで完結しました。(たた表紙のイラストは、第1部と第2部がなかなかのイメージだったのに対して、第3部はちょっといただけませんね) 海洋SFの第一人者が、海洋経済圏が発達した近未来での水中モビルスーツ戦はどうなるか描いているのかと思っていましたが、微生物による海中電子ネットワークやら、海底のワームホールによる宇宙人との交流が出てきて、最終的には次の「審判」まで50年の猶予が与えられ。宇宙進出で終わりとなりました。「鯨の王」よりもエンターテインメント性を前面に出していましたが、じっくり描いた第1部と第2部に比べて、第3部はちょっと駆け足でした。でも、インナーチャイルド(と共に現れる2匹の妖精)など、第1部からの複線をしっかり回収していました。彼はデビュー作「クリスタル・サイレンス」で日本SF大賞を受賞したのですが、第2作の「蛍女」は、あれだけ「立ちすぎていた」キャラクター造形がおとなしくなり、また粘菌を介した山の情報ネットワークというアイデアも突っ込み不足でした。でも、「ハイドゥナン」以降、また頑張っていますね。

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