コオニユリとキアゲハ
OM-D E-M10 + M Zuiko14-150mm
花形は、花粉を運んでくれる昆虫など(ポリネーター)に、より花粉を運んでもらえるような形態をしています。
いい例がこれ、コオニユリです。コオニユリは、キアゲハなどの大型のチョウをポリネーターにしています。そして、下向きに咲き、大きく広がった花被と長く伸びた雄しべを持っています。キアゲハはこの花に逆さまにとまり、羽をばたばたさせます。すると、長く伸びた雄しべの先の葯が、ちょうどキアゲハの羽をこする形となります。さらに、葯は花糸(雄しべの伸びた部分)に対して、モップのように直角についていて、羽にしっかりと花粉をこすりつけます。
この画像がちょうどその瞬間です。羽にぴったりと付いた葯に注目してください。
他の花も、特定のポリネーターに対して相応しい形をしています。
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