冬のミョウガ畑
D800E + 24-120mm
上の画像は、雪に覆われた山中のミョウガ畑です。雪の下には、敷かれた落ち葉の厚い層があって、さらにその下の土に、今はミョウガが眠っています。このように、こんな低い気温でもミョウガを栽培できるのは、落ち葉を敷き詰めているからです。
下の画像が、その落ち葉を採っている林です。落ち葉を採る為に、適度の間隔で木が立ち並び、ササなどが侵入していない、とてもいい環境です。放っておくとササが林床を覆って「種多様性」が減少してしまう日本の林においては、このような「落ち葉集め」による「適度な撹乱」が豊かな自然をもたらします。
たきぎ集めなどの入会地がなくなって、このような林が減っている現在、ミョウガ畑に落ち葉を敷く農法によるこのような林の活用は、自然との共生という意味で、非常に貴重です。
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