コイルの巻き数を変える時の注意(小5理科)
小学5年生では、電磁石の性質を調べます。その中で、どうすれば電磁石の力を強くできるか調べるために、流す電流の力を強くしてみたり、コイルの巻き数を変えてみたりします。
ここでひとつ、大きな落とし穴があります。100回巻きのコイルと200回巻きのコイルで電磁石の強さを調べる時、100回巻きのコイルは、100回巻いたらそこでエナメル線を「切って」しまちがちなのです。でもこれでは、実験の基本の1つである「条件の統一」に反してしまいます。そうですね。100回巻きと200回巻きでは、エナメル線の長さが違ってしまうのです。このことにあれていない教科書もあるので、余計に要注意です。
この実験をする時は、100回巻きの場合は、100回巻いた後に、もう100回分のエナメル線を残して、200回巻きのコイルと同じ長さのエナメル線で実験をするようにしましょう。
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