天候の変化を継続的に調べるには、百葉箱とそれに付随した装置があると便利です。もし百葉箱がない学校があったら、予算を取って設置するようにしましょう。
百葉箱は、風通しのよい芝地に置くようになっています。そして、太陽光を反射して中に熱がこもらないように、白く塗られています。そして、風通しのよいように、側面は鎧戸になっています。そして、直射日光が差し込まないように、扉は北側についています。
中に入れておくと便利な測定器具は、温度計、乾湿計、自動記録温度計、最高温度計、最低温度計、自動記録湿度計といったところです。さらに、気圧計や地中温度計があるとさらに便利です。
この中で、最高温度計は管の中に入った指標の下を、最低温度計は指標の上の温度を読むようにしましょう。そして、どちらも、記録をしたら復度(また最高や最低の温度を測れるようにする)をしなければなりません。最高温度計は大きく振って、最低温度計は東部を高くして指標を下に滑らせるようにしましょう。
また、乾湿計は水タンクに水を絶やさないようにしましょう。
自動記録温度計と自動記録湿度計は、1日、7日、32日と記録できるものがあります。用紙を取り替える時は、用紙に観察年月日を記入するのを忘れないようにしましょう。それから、巻いたら目盛りがずれていたということがないようにしましょう。
それから、古い気圧計の場合は、目盛りがmmb(ミリバール)の場合がありますが、そのまま今のhPa(ヘクトパスカル)に読み替えてかまいません。
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