天文分野

iPhoneアプリ「星座表」

 私の最も苦手とする分野は、天文、特に実際に星を観測することです。天体望遠鏡の操作も下手ですし、どれがどの星なのか、皆目わかりません。

 そんな中で、便利なiPhoneアプリを見つけました。「星座表」というものです。これを起動すると、ちょうどiPhoneの画面の視野の星座や恒星、惑星などが表示され、iPhoneを動かすとちゃんとそれをトレースしてくれるのです。ですから、調べたい星の方向にiPhoneを向けると、それが何という星で何座に属しているかを教えてくれます。結構便利です。

Androidアプリにも同様のものがあれば、ぜひ教えてください。

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遮光板の使い方(小3・4理科)

 遮光板は、日光の強力な光(赤外線なども含みます)を和らげ、目を保護するためのものです。光を和らげる程度を示す「遮光番号」は13番以上のものが普通です。

 これを使って肉眼で太陽を観察するのはいいのですが、太陽をもっと大きく見ようとして、双眼鏡や望遠鏡につけて見るのはやめましょう。これらのレンズの就航力によって光が強まり、目を痛めてしまいます。

また、遮光板の中には太陽を見やすくするためにコントラストをつける着色フィルターがはられているものがあります。これで太陽を見ると、オレンジや茶色、黄緑色に太陽が見えてしまいます。そんな場合は、予め「太陽を見やすくするために色をつけているんだよ」と指導しておくといいでしょう。

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液柱まできちんと影にしよう(小3理科)

 小学校枝3年生では、かげと太陽の関係について調べます。その時、日なたと日かげの地面の温度を比較します。日かげの場合は関係ないですが、日なたの地面の温度を測る時に気をつけるひとがあります。

 それは、温度計の「温度を測る部分」は、「液だめ」だけではないということです。アルコール温度計は、「液だめ」と「液柱」の両方で正しい温度を示すようになっています。ですから、日なたの地面の温度を測る時は、液だめに軽く土をかけるだけでなく、切った画用紙やラップの筒などを使って、温度計全体を影にする必要があります。

 勿論、理由まで説明はしていませんが、理科の教科書はそうになっています。でも、面倒くさがって、液だめに土がかかって日陰になっているのだから大丈夫だろうと、独り合点の実験をすると、液柱に日光が当たって温度が上がってしまい、正確な実験結果を得られないことになります。

 理科の教科書では、特に説明していなくても、このようにある理由があってそのようにしている場合がけっこうあります。このような場合は、一見面倒くさく見えても、その通りに実験をした方がいいでしょう。

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集まって夜間観察(小4・理科発展)

 4年生での星空の観察は、多くの場合家での宿題になってしまいます。でも、安全が確保されるのならば、夜の校庭に集まってみんなで夜間観察をしてもいいですね。

 まず大切なのは、日にちの設定です。6,7月は8時を過ぎないと暗くなりません。あまり寒くなく、しかも日暮れが早い時期となると、9~10月頃が適しているでしょう。次に考えに入れなければならないのは、月です。満月の前後では明るすぎてほしがよく見えません。また、下弦の月では夜見られないので観察ができません。ですから、理想的なのは三日月の日です。望遠鏡を用意しておいて、早めに来た児童に観察させるといいでしょう。そして、星座の観察を始める頃には三日月も低くなり、月明かりもあまり気になりません。

 次は、安全対策です。原則として保護者の方に付き添ってもらいましょう。

 そして、観察中は懐中電灯をつけないように事前に指導しておきましょう。せっかく暗闇に目が慣れて星がよく見えるようになっても、明るい光を見ると、一瞬で瞳が閉じて星が見えにくくなってしまいます。もし、星座早見を見るために懐中電灯を使いたい時は、できるだけちいさい懐中電灯で、さらに赤いセロハンでカバーをしておくといいでしょう。

 たくさんの子どもたちに同じ星を見せたい時は、サーチライト型の懐中電灯を使うといいでしょう。星まで届くような光芒が見えるので、みんながわかりやすいです。

 それから、星が実際に動いているところも見せたいものです。そのためには、同じ場所で数分間、一つの星を見つめさせるのです。具体的には、シートなどをしいてそこに寝転んで、木の枝や建物、電柱のそばにある明るい星を選ばせるのがいいでしょう。だいたい4分間見ていると1度動きます。実際に星が動いていることがわかると、子どもたちはけっこう感動します。

 事前準備などが大変ですが、機会があったらやってみたいものです。

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金環日食

 5月21日の金環日食ですが、見られるぎりぎりのラインから撮ったのですが、無事に撮影する事ができました。

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 プリントなどをするなら、ここからダウンロードして下さい。

 金環日食

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月齢カレンダー(小4理科)

 大日本図書のホームページから、2012年の「月齢カレンダー」と「天体観察早見表」がPDFファイルとして公開されています。月の動きの観察をいつするか決めるには便利なものなので、ダウンロードするといいですね。

 また、「天体観察早見表」は、日食や月食などの主な天体現象の他に、各惑星の観察のしやすさなども書かれています。これも使い出がありますね。

中学校授業資料 理科

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天気のことわざ一覧(小5理科)

 小学5年生の理科では、天気の変化について学習しますが、その中で、「天気のことわざ」について触れている教科書も有ります。このようなことわざは、それぞれの地域独自のものがありますが、一般的なものを調べるには、インターネットを使うと便利です。
 例えば、こんなHPがあります。
「天気のことわざいちらん」
  これは、41のことわざとその解説が載っています。
「おもしろ教師エコ教室 天気のことわざ集」
  これは、「晴れ」「雨」「雪・霜」に別れて、それぞれのことわざと解説が載っています。
「天気に関する言い伝え・ことわざ」
  これは、日本の地方のことわざにくわえて、外国のことわざも載っています。


 このようなものを参考にしながら、自分たちの地域のことわざを調べさせるのも面白いでしょう。

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どこまでが晴れでどこからが曇り?(小5理科)

 小学校5年生の理科では、クモの様子と天気の変化を調べます。その時、天気の記録のしかたで、どこまでを「晴れ』とするか、どこからを「曇り」とするかで、迷ったり個人差が出てしまう事があります。
 教科書の中のにはきちんと定義づけをしているものもありますが、全天を10に分けた時、雲が占める割合が0〜8の時が「晴れ」です。雲の厚さや高さなどは考慮せず、単純に雲に覆われているかどうかで判断します。そして、雲の量が9〜10の時が「曇り」です。こうしてみると、「晴れ」の範囲が非常に広いですね。正確を期するなら、魚眼レンズで全天を写して割合を求めるのですが、小学生の場合はそこまでする必要はありません。ただ、空の一方向だけを見て天候を決めるのではなく、全天をくまなく見回して雲の割合を判断する事が大切です。


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6月4日は部分月食(小中理科)

 今年は、金環日食だけではなくて、部分日食もあります。6月4日(月)に、日本全国で見られます。月食が始まるのが19時ちょうどで、1番欠ける(37.6パーセント)のが20時3分で、終わるのが21時6分です。

 去年の皆既日食ほどではありませんが、時間が早いので子どもたちには観測させやすいですね。

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5月21日は金環日食(小中理科)

 「金環日食」とは、太陽が付きに完全に隠される「皆既月食」とはちょっと異なり、月がわずかに小さく見えるので、太陽が月に完全に隠されずに、リング状に見える日食のことです。これが、日本では25年ぶり(東京ではなんと173年ぶり)に見ることができます。

 その日は5月21日(月)で、金環日食は太平洋側を中心に見られるうえに、その他の地域でも90%以上も太陽が欠けます。数年前にも日食がありましたが(曇っていてよくみられませんでしたが)、今回の日食は太陽が月にほぼ隠される様子が、日本のかなりの範囲で見られるという、前回とは比較にならないものです。いい天気になってほしいですね。

 見られる時間は、南北に長い日本なので場所によって30分ほど違います。東京を例にとると、日食が始まるのが6時19分。最大が7時34分。終わるのが9時2分です。そして、金環食が見られるのが、7時32分から37分の間です。

 なお、太陽を観察する時は、理科の学習で習ってはいると思いますが、必ず理科室に常備してある「遮光板」を使いましょう。セルロイドの下敷きなどで見えるという子もいますが、この場合は赤外線はそのまま通してしまうので、目に有害です。あらかじめ注意しておきましょう。

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