団体等の紹介

日本生物教育学会

 

「日本生物教育学会」は、その名の通り、小学校から大学教育までの生物に関する教育についての学会です。専門的な研究が多いのは学会であるからですが、その中に、小学校の理科に関する研究なども含まれています。例えば、小学校では当たり前のように行われている、色水にホウセンカをさして水の通り道を見る観察が妥当性のあるものか、といった研究が真剣にされていることには頭が下がります。

 また、この学会で特徴的なのは、全国大会が夏と冬の2回行われることです。冬は通常の大会ですが、夏はエクスカーション(野外での自然観察など)が行われます。2008年には、私の地元の尾瀬でこのエクスカーションが開かれましたが、このような点に、この学会の特徴がよく現れています。

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ソニー科学教育研究会

  

「ソニー科学教育研究会(SSTA)」、「ソニー教育財団」が活動を援助している団体の一つです。前回紹介した「ソニー教育資金」(「ソニー子ども科学教育プログラム」の前身)に応募したり受賞した学校とその先生方を中心として1963年に創設された「ソニー受賞校連盟」が母体となって、2002年に会員の先生方自らが企画・運営を行う研究・研修組織として、この「ソニー科学教育研究会」が生まれました。
 主な活動としては、2年間のリーダー養成セミナーや、全国を4つに分けたブロック別研修会のほか、若手教員研修会、支部研修会などが行われています。

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日本理科教育学会

 「日本理科教育学会」は名前のとおり学会で、一般の先生もいますが、大学の研究者や学生がかなりを占めます。また、小学校だけでなく、各校種の理科・科学についての研究がなされています。そして、月刊誌「理科の教育」(東洋館出版社)を出しています。
 年1回、大学を借りて全国大会を行っていますが、「日本初等理科教育研究会」の大会のような公開授業や実践発表などはなく、たくさんの教室に分かれて、持ち時間10分でどんどん発表が行われていきます。だから、事前に見ておきたい発表などをチェックしておかないとたいへんです。その点については現場の教員としてはなじみにくいかもしれませんが、最新の情報を得るにはとてもいい機会だと思います。

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日本初等理科研究会

 理科を研究する全国規模の団体はいくつかありますが、その一つに「日本初等理科教育研究会」があります。
 名前の通り、この団体は小学校での理科教育を研究するためにつくられた団体で、事務局は筑波大学付属小学校(東京茗荷谷)にあり、月刊誌「初等理科教育」(出版は農産漁村文化協会、通称農文協)を出しています。
 昭和36年に東京教育大学(現在の筑波大学)の付属小学校で結成された、歴史のある団体で、理科における「問題解決」を最初に提唱した団体でもあります。また、全国に支部がいくつもあり、それぞれで活動をしています。また、学会などとは違い、主に現場の先生から構成されているのも特徴です。ですから、入ってみるには一番敷居の低い研究団体と言えるかも知れません。
 毎年、全国大会や夏期セミナー、冬季セミナーなどをやっていますが、その内容は、公開授業やその研究会、実践発表など、現場の先生にもなじみのあるものです。勿論、会員でなくても参加できます。興味のある方は顔を出してみてはどうでしょうか。

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