並列つなぎがショート回路になる!?(小4理科)
乾電池は、間に抵抗(モーターや豆電球など)を挟まずに+極とマイナス極をつなぐと、いわゆる短絡回路(ショート回路)となってしまい、1度にたくさんの電流が流れて、電池が発熱したり最悪の場合破裂したりします。
この事は、小学校3年生の時の安全指導でしてあるはずです。そして、4年生になって、二つの乾電池のつなぎ方を学習する時も、これは大事な注意事項です。ところが、自分は並列回路を作ったつもりなのに、じつはショート回路を作ってしまったということがあるのです。それは、電池の向きが逆の並列回路を作ってしまった場合です。このような回路を作ると、二つの乾電池によるショート回路になってしまうわけですから、危険度が一個の時よりもぐっとまします。
そんなミスをする子どもはいないだろうという方がいるかもしれません。でも、私が教えた子供の中には、実際にいました。ただ単に乾電池を横に並べた回路をつくればいいと思って、そのようにしてしまったのです。幸いすぐに気づいたので、特に事故になりませんでしたが、自分の指導の不徹底さに反省した記憶があります。
事故は、指導者側が予想もしなかったシチュエーションで起こることがあります。安全指導を徹底するだけでなく、常時指導をしっかりとし、さらに子供の実験の様子をきちんとチェックしていきたいものですね。
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